2026-07-24
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健康診断の結果の見方|血糖値・コレステロール・血圧の数値の意味をわかりやすく解説
「健康診断の結果をもらったけど、数字がたくさんあってよくわからない」「A・B・C・Dの判定って、どういう意味?」——そんなお悩みはありませんか?
この記事では、健康診断で特に気になる血糖値(けっとうち)・コレステロール・血圧(けつあつ)の3つの項目について、数値の意味と基準をわかりやすく解説します。
1. 血圧(けつあつ)の見方
血圧は、心臓が血液を送り出すときの圧力です。数字は2つあり、「上の血圧(最高血圧)」と「下の血圧(最低血圧)」と呼ばれます。
| 区分 | 上の血圧(最高血圧) | 下の血圧(最低血圧) |
|---|---|---|
| 正常 | 120未満 | 80未満 |
| 正常高値(注意) | 120〜129 | 80未満 |
| 高血圧(軽度) | 130〜139 | 80〜89 |
| 高血圧(中等度) | 140〜159 | 90〜99 |
| 高血圧(重度) | 160以上 | 100以上 |
高齢になると血管が硬くなり、血圧が上がりやすくなります。血圧が高い状態が続くと、脳卒中(のうそっちゅう)や心臓病のリスクが高まります。
反対に、下の血圧が低すぎる(60未満)場合も、立ちくらみやふらつきの原因になることがあります。
2. 血糖値(けっとうち)の見方
血糖値は、血液の中に含まれるブドウ糖(糖分)の量です。食事をすると上がり、時間が経つと下がります。健康診断では主に2つの数値を見ます。
空腹時血糖(くうふくじけっとう)
食事を10時間以上あけて測った血糖値です。
| 区分 | 数値(mg/dL) | 意味 |
|---|---|---|
| 正常 | 99以下 | 問題なし |
| 正常高値(境界型) | 100〜109 | 糖尿病の一歩手前。生活習慣の見直しを |
| 要検査 | 110〜125 | 糖尿病の可能性あり。病院で再検査を |
| 糖尿病の疑い | 126以上 | 糖尿病の可能性が高い。専門医に相談を |
HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)
過去1〜2ヶ月の平均的な血糖の状態を表す数値です。食事の影響を受けないので、より正確に血糖コントロールの状態がわかります。
| 区分 | 数値(%) | 意味 |
|---|---|---|
| 正常 | 5.5以下 | 問題なし |
| 正常高値(要注意) | 5.6〜6.0 | 糖尿病予備軍。食事と運動で予防を |
| 要検査 | 6.0〜6.4 | 糖尿病の可能性。医療機関で検査を |
| 糖尿病の疑い | 6.5以上 | 糖尿病の可能性が高い。専門医に相談を |
血糖値が高い状態が続くと、糖尿病(とうにょうびょう)のリスクが高まります。糖尿病は初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると目・腎臓(じんぞう)・神経に合併症(がっぺいしょう)を起こすことがあります。
3. コレステロールの見方
コレステロールは、体に必要な脂質(ししつ)の一種です。しかし、多すぎると血管にたまって問題を起こします。健康診断では主に3つの数値を見ます。
| 項目 | 基準値 | 説明 |
|---|---|---|
| LDLコレステロール(悪玉) | 70〜139 mg/dL | 多すぎると血管の壁にたまり、動脈硬化(どうみゃくこうか)の原因に |
| HDLコレステロール(善玉) | 40以上 mg/dL | 血管にたまった余分なコレステロールを回収してくれる |
| 中性脂肪(中性脂肪) | 149以下 mg/dL | エネルギー源。多すぎると肥満や脂肪肝(しぼうかん)の原因に |
💡 ポイント
「LDL(悪玉)は低いほうが良い」「HDL(善玉)は高いほうが良い」と覚えましょう。
LDLコレステロールが140以上だと「高LDLコレステロール血症(こうけつしょう)」と診断され、動脈硬化のリスクが高まります。
4. その他、高齢者が気をつけたい項目
- 尿酸(にょうさん):7.0 mg/dL以上だと高尿酸血症。放置すると痛風(つうふう)の原因になります
- eGFR(推算糸球体ろ過量):腎臓(じんぞう)の働きを表す数値。60未満だと腎機能の低下が疑われます
- ALT・AST(肝臓の数値):30〜40以上だと肝臓に負担がかかっている可能性があります
- BMI:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算。22が理想、25以上は肥満、18.5未満はやせすぎ
5. 判定の見方(A・B・C・D・E)
多くの健康診断では、結果にアルファベットの判定がついています。
- A(異常なし):問題ありません
- B(軽度異常):基準から少し外れていますが、日常生活に支障はありません。来年も様子を見ましょう
- C(要経過観察):再検査や生活習慣の改善が必要な可能性があります
- D(要精密検査):医療機関で詳しい検査を受ける必要があります
- E(要治療):すぐに病院で治療が必要です
C判定以上の場合、放置せずに早めに医療機関を受診しましょう。
まとめ
- 健康診断の結果は「基準値」と「自分の数値」を比べて見る
- 血圧は上の数値130以上・下の数値80以上で注意が必要
- 血糖値は空腹時100以上・HbA1c 5.6%以上で要注意
- コレステロールはLDL(悪玉)は低く・HDL(善玉)は高く
- 判定がC以上なら、早めに病院で相談する
- 「去年は大丈夫だったから今年も大丈夫」と思わず、毎年の変化をチェックしましょう
⚠ 注意事項
この記事の内容は参考情報です。健康診断の結果の見方には個人差があり、年齢や持病によって基準値が異なる場合があります。気になる数値がある場合は、必ず医師や専門家に相談してください。自己判断で治療を始めたり、薬を変更したりしないでください。