2026-07-24

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介護保険の申請方法をわかりやすく解説|誰が・いつ・どこで・何が必要?

「親の介護が必要になったけど、介護保険ってどうやって申請するの?」「自分が要介護(ようかいご)になるかもしれない…」——そんな不安を感じていらっしゃる方のために、介護保険の申請方法をわかりやすく、やさしくご説明します。

📌 この記事でわかること
・介護保険を利用できる人(被保険者)
・申請のタイミングと手続きの場所
・必要な書類と申請の流れ
・認定後のサービス利用方法

介護保険とは?

介護保険(かいごほけん)とは、40歳以上の方が加入する公的な保険制度です。介護が必要になったときに、住宅改修(住みやすい家に直すこと)訪問介護(ホームヘルパーさんに来てもらうこと)などのサービスを、自己負担1〜3割で受けられる仕組みです。

介護保険は市区町村(市役所・区役所・町村役場)が運営しています。申請からサービス利用までの流れを、順を追って説明します。

1. 誰が申請できる?— 被保険者の条件

介護保険のサービスを受けられるのは、次の2つの条件に当てはまる方です。

申請はご本人のほか、ご家族やケアマネジャー(介護支援専門員)が代わりに行うこともできます。

2. いつ申請する?— タイミング

申請のタイミングは、「介護や支援が必要になったとき」です。具体的には、次のような状態になったら申請を検討しましょう。

💡 ポイント
「まだ大丈夫かな…」と我慢せずに、早めの申請がおすすめです。認定までに約30日かかります。困り始めたら、すぐに手続きを始めましょう。

3. どこで申請する?— 手続きの場所

申請は、お住まいの市区町村の役所(市役所・区役所・町村役場)にある介護保険課(かいごほけんか)または高齢者福祉課(こうれいしゃふくしか)で行います。

窓口がわからない場合は、役所の代表電話に「介護保険の申請をしたいのですが」とお伝えいただければ、担当部署につないでもらえます。

💡 市区町村によって名称が異なる場合があります
「介護保険担当」「長寿介護課」など、自治体によって部署名が違います。お住まいの役所のホームページでも確認できます。

4. 必要な書類は?

申請に必要な主な書類は以下の通りです。

💡 書類がそろわなくても大丈夫
まずは窓口に行って相談してください。職員の方が親切に教えてくれます。足が不自由な方は、地域包括支援センター(ちいきほうかつしえんセンター)に相談すれば、職員が自宅に来て手続きの手伝いをしてくれることもあります。

5. 申請からサービス利用までの流れ

ステップ1:申請
市区町村の窓口で申請書を提出します。ご家族が代わりに行くこともできます。
ステップ2:訪問調査(ほうもんちょうさ)
市区町村の調査員が自宅に来て、心身の状態を確認します。約30分〜1時間程度です。日常生活の様子(歩く・食べる・着替えるなど)について質問があります。
ステップ3:主治医の意見書(いけんしょ)
かかりつけ医が、健康状態についての意見書を作成します。申請時に主治医の情報を伝えておけば、市区町村が医師に依頼してくれます。
ステップ4:介護認定審査会(にんていしんさかい)での判定
訪問調査の結果と主治医の意見書をもとに、コンピューターによる一次判定と、保健・医療・福祉の専門家による二次判定が行われます。
ステップ5:認定結果の通知
申請から約30日で、認定結果が郵送で届きます。認定には「要支援1・2(ようしえん)」と「要介護1〜5(ようかいご)」の7段階があります。
ステップ6:ケアプラン作成とサービス開始
認定を受けたら、ケアマネジャー(介護支援専門員)に相談してケアプラン(介護サービス計画)を作成します。その後、実際にサービスを利用できます。

6. 申請にかかる費用と期間

7. よくある質問(Q&A)

Q1. 申請してから認定が下りるまで、サービスは受けられないの?

申請した日までさかのぼってサービスを受けられる暫定ケアプラン(ざんていケアプラン)という制度があります。緊急に介護が必要な場合は、市区町村にご相談ください。

Q2. 認定に納得いかない場合は?

認定結果に不満がある場合は、都道府県の介護保険審査会(かいごほけんしんさかい)審査請求(しんさせいきゅう)ができます。市区町村の窓口で手続き方法を教えてもらえます。

Q3. 引っ越したらどうなるの?

転出先の市区町村で新たに申請が必要です。ただし、前の市区町村での認定は転出後も一定期間有効です。引っ越しの際は、早めに新しい市区町村の窓口に相談しましょう。

⚠️ ご注意ください
この記事の内容は、2026年7月時点の一般的な情報です。介護保険の制度は市区町村によって細かいルールが異なる場合があります。また、個別の状況によって必要な手続きや利用できるサービスが変わります。実際の申請や手続きについては、お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センター、または専門家(ケアマネジャー・社会福祉士など)にご相談ください。

まとめ

介護保険は、高齢者の暮らしを支える大切な制度です。手続きは少し面倒に感じるかもしれませんが、市区町村の職員の方が丁寧に教えてくれます。お一人で悩まずに、まずはお住まいの役所や地域包括支援センターに相談してみてください。