2026-07-24
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年金は何歳からもらえる?2026年最新版 受給開始年齢と繰上げ・繰下げの仕組み
「年金っていつからもらえるの?」「65歳からって聞いたけど、本当?」——こんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、年金の受給開始年齢について、2026年最新の情報をもとにわかりやすく解説します。
年金の基本:老齢基礎年金と老齢厚生年金
日本の公的年金は大きく分けて2つあります。
- 老齢基礎年金(こくみんねんきん):20歳から60歳まで保険料を納めた人がもらえる年金。全員共通のベースとなる年金です。
- 老齢厚生年金(こうせいねんきん):会社員や公務員だった人が、基礎年金に上乗せでもらえる年金です。
受給開始年齢の基本:原則65歳
現在の法律では、年金の受給開始年齢は原則として65歳です。
ただし、生まれた年によって、65歳からもらえる年金の種類が異なります。
- 1941年(昭和16年)4月1日以前に生まれた方:60歳から老齢厚生年金を受給できます
- 1941年4月2日以降に生まれた方:段階的に65歳に引き上げられています
- 1961年(昭和36年)4月2日以降に生まれた方:老齢厚生年金も65歳からが原則です
60歳からもらう「繰上げ受給」とは
「早く年金が欲しい」という方は、繰上げ受給を選べます。60歳から65歳になるまでの間に請求することで、65歳より早く年金を受け取れます。
ただし、繰上げ受給にはデメリットもあります。
- 1ヶ月早めるごとに0.4%ずつ減額(年率4.8%)
- 60歳から受給すると、最大24%減額(65歳時点と比較)
- 一度繰上げすると、取り消しはできません
- 減額された金額は一生続きます
例えば、65歳から月10万円もらえる人が60歳から繰上げ受給すると、月76,000円になります。この差は一生続くので、慎重に検討しましょう。
70歳まで待つ「繰下げ受給」とは
反対に、もらうのを遅らせる繰下げ受給もあります。66歳から75歳の間で受給を遅らせることができます。
- 1ヶ月遅らせるごとに0.7%ずつ増額(年率8.4%)
- 70歳まで繰下げると最大42%増額
- 75歳まで繰下げると最大84%増額(2026年現在の制度)
65歳から月10万円の人が70歳まで繰下げると、月142,000円になります。
繰上げと繰下げ、どっちがお得?
「どちらが得か」は、何歳まで生きるかによって変わります。
一般的な損益分岐点は以下の通りです。
- 60歳繰上げ vs 65歳受給:約76歳で逆転。76歳より長生きするなら65歳受給が得
- 65歳受給 vs 70歳繰下げ:約81歳で逆転。81歳より長生きするなら繰下げが得
平均寿命(男性約81歳、女性約87歳)を考えると、多くの方にとっては繰下げの方がお得になる可能性が高いです。
まとめ
- 年金の受給開始は原則65歳
- 60歳から繰上げ可能だが、最大24%減額で一生続く
- 75歳まで繰下げ可能で、最大84%増額
- 長生きするなら繰下げがお得なケースが多い
- 自分の健康状態や生活設計に合わせて選びましょう
年金の受給開始時期は、人生の大きな決断の一つです。わからないことがあれば、お近くの年金事務所や社会保険労務士(しゃかいほけんろうむし)に相談することをおすすめします。