2026-07-25
⏱ この記事は約5分で読めます
エンディングノートの書き方|終活で準備すべきことリスト
「終活って何から始めればいいの?」「エンディングノートって何を書けばいいの?」——終活は、人生の最期を自分らしく迎えるための準備です。この記事では、エンディングノートの書き方と、終活で準備すべきことをわかりやすく解説します。
エンディングノートとは?
エンディングノートとは、自分自身の情報や希望を家族に伝えるためのノートです。遺言書と違って法的な効力はありませんが、家族が困らないようにするための大切なメッセージです。
| 項目 | エンディングノート | 遺言書 |
|---|---|---|
| 法的効力 | なし | あり |
| 形式 | 自由(ノート、ファイル、アプリなど) | 法律で定められた形式が必要 |
| 書く内容 | 自分の情報、希望、想いなど | 財産の分け方など法的な内容 |
| 書き換え | 自由に何度でも | 形式に従って書き換えが必要 |
| 目的 | 家族へのメッセージ | 財産の承継 |
エンディングノートと遺言書は併用しよう
エンディングノートは法的効力がないため、財産の分け方などは別途遺言書を作成する必要があります。エンディングノートに「財産は長男に」と書いても、法的な効力はありません。両方を準備しておくのが理想的です。
エンディングノートは法的効力がないため、財産の分け方などは別途遺言書を作成する必要があります。エンディングノートに「財産は長男に」と書いても、法的な効力はありません。両方を準備しておくのが理想的です。
エンディングノートに書くべきこと
1. 自分の基本情報
- 氏名・生年月日・本籍地
- 住所・連絡先
- 血液型
- かかりつけ医・病院:病院名、診療科、医師名
- 持病・アレルギー:現在治療中の病気、薬のアレルギー
- 服用中の薬:薬の名前、用量、処方医
2. 家族・親族の情報
- 配偶者・子どもの情報:氏名、住所、連絡先
- 兄弟姉妹の情報:氏名、住所、連絡先
- 親戚の情報:連絡を取ってほしい親戚
- 友人・知人の情報:特に連絡してほしい人
3. 財産・資産の情報
- 預貯金:金融機関名、支店名、口座の種類、口座番号
- 不動産:所在地、権利書の保管場所
- 有価証券:株式、投資信託、債券の情報
- 生命保険:保険会社名、契約内容、受取人
- 借入金・ローン:借入先、残高
- 年金:年金の種類、年間受給額
4. 書類の保管場所
- 預貯金の通帳・キャッシュカードの保管場所
- 実印・印鑑証明書の保管場所
- 権利書(不動産)の保管場所
- 保険証券の保管場所
- 年金手帳・ねんきん定期便の保管場所
- マイナンバーカードの保管場所
- パスポートの保管場所
- 遺言書の保管場所
5. 葬儀・お墓についての希望
- 葬儀の形式:家族葬、一般葬、密葬など
- 葬儀の規模:参列者の範囲(家族のみ、親族のみ、一般も含むなど)
- 葬儀社:希望する葬儀社があれば
- 宗教・宗派:仏式、神式、キリスト教式、無宗教など
- お寺:菩提寺の名前と連絡先
- お墓:お墓の所在地、管理方法
- 戒名(かいみょう):希望する戒名があれば
- 遺影に使ってほしい写真:どの写真を使うか指定
6. 医療・延命治療についての希望
- 延命治療:人工呼吸器や胃ろうなど、延命治療を希望するかどうか
- 臓器提供:臓器提供の意思表示
- 尊厳死:リビングウィル(生前の意思表示)の有無
- かかりつけ医:最期まで診てもらいたい医師
7. 家族へのメッセージ
- 家族への感謝の気持ち
- 伝えたいこと、謝りたいこと
- 思い出のエピソード
- 孫や子孫へのメッセージ
エンディングノートの書き方のコツ
1. 書式は自由
エンディングノートに決まった書式はありません。市販のエンディングノート、ノート、ファイル、パソコン、スマホアプリなど、自分に合った方法で書きましょう。
2. すべてを一度に書かなくてOK
「全部書かなければ」と気負う必要はありません。思いついたことから少しずつ書き足していきましょう。
3. 定期的に見直す
家族構成や財産状況、考え方は時間とともに変わります。年に1回は見直しをして、情報を更新しましょう。
4. 保管場所を家族に伝える
せっかくエンディングノートを作成しても、家族がその存在を知らなければ意味がありません。信頼できる家族に保管場所を伝えておきましょう。
終活で準備すべきことリスト
エンディングノート以外にも、終活で準備しておくべきことはたくさんあります。
今すぐできること
- エンディングノートを書き始める
- 不要なものを整理する(断捨離)
- 写真や思い出の品を整理する
- デジタルデータ(パソコンやスマホのデータ)を整理する
計画的に進めること
- 遺言書を作成する(公正証書遺言がおすすめ)
- 財産の整理(預貯金の一本化、不要な口座の解約)
- 保険の見直し
- お墓や葬儀の準備
- 医療や介護に関する希望を家族に伝える
専門家に相談すること
- 司法書士:遺言書の作成、相続手続き
- 行政書士:遺言書の作成、各種手続き
- ファイナンシャルプランナー:資産管理、保険の見直し
- 葬儀社:葬儀やお墓の相談
- 地域包括支援センター:介護や医療に関する相談
まとめ
- エンディングノートは家族へのメッセージ。法的効力はないが、家族の負担を大きく減らせる
- 書く内容は自由。自分のペースで少しずつ書こう
- 財産の分け方は遺言書を別途作成する必要がある
- エンディングノートは定期的に見直すことが大切
- 保管場所は必ず家族に伝える
- 終活は「人生の整理」。焦らず、自分のペースで進めましょう