2026-07-25
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年金の種類と仕組みをわかりやすく解説|老齢・障害・遺族年金の違い
「年金っていろいろ種類があるって聞くけど、違いがよくわからない」——そんな方のために、この記事では日本の公的年金の種類と仕組みを、できるだけわかりやすく解説します。
日本の公的年金は2階建て構造
日本の公的年金は、2階建ての構造になっています。
| 階層 | 名称 | 加入者 | 保険料 |
|---|---|---|---|
| 1階部分 | 国民年金(基礎年金) | 日本に住む20歳以上60歳未満の全員 | 月額16,980円(2026年度) |
| 2階部分 | 厚生年金 | 会社員・公務員 | 給与に応じて変動(労使折半) |
自営業者やフリーランスの方は1階部分(国民年金)のみに加入します。会社員や公務員の方は1階+2階(国民年金+厚生年金)の両方に加入することになります。
年金の3つの種類
公的年金には、受け取る条件によって3つの種類があります。
1. 老齢年金(ろうれいねんきん)
最も一般的な年金で、高齢になったときに受け取る年金です。原則として65歳から受給できます。
- 老齢基礎年金:国民年金に加入していた人が65歳から受け取れる年金。満額で年間約81万円(2026年度)
- 老齢厚生年金:会社員や公務員だった人が、老齢基礎年金に上乗せでもらえる年金。加入期間や給与額によって金額が変わります
2. 障害年金(しょうがいねんきん)
病気やケガで障害が残った場合に受け取れる年金です。年齢に関係なく、障害の状態になった時点で請求できます。
- 障害基礎年金:国民年金に加入中または過去に加入していた人が対象。障害の程度が1級または2級の場合に受給できます
- 障害厚生年金:厚生年金に加入中だった人が対象。障害の程度が1級〜3級の場合に受給できます
知っておきたいポイント
障害年金は、年金保険料を納めていなくても、20歳前の障害で障害基礎年金を受給できる場合があります。また、障害年金は非課税です。
障害年金は、年金保険料を納めていなくても、20歳前の障害で障害基礎年金を受給できる場合があります。また、障害年金は非課税です。
3. 遺族年金(いぞくねんきん)
一家の大黒柱が亡くなった場合に、残された家族が受け取れる年金です。
- 遺族基礎年金:亡くなった方が国民年金に加入していた場合、子どもがいる配偶者または子どもが受給できます
- 遺族厚生年金:亡くなった方が厚生年金に加入していた場合、配偶者や子どもが受給できます。子どもがいない配偶者でも受給できる場合があります
注意点
遺族年金は自動的にはもらえません。必ず自分で請求手続きをする必要があります。亡くなったら早めに年金事務所に相談しましょう。
遺族年金は自動的にはもらえません。必ず自分で請求手続きをする必要があります。亡くなったら早めに年金事務所に相談しましょう。
国民年金と厚生年金の違い
| 項目 | 国民年金 | 厚生年金 |
|---|---|---|
| 加入対象 | 20〜60歳の全員 | 会社員・公務員 |
| 保険料 | 定額(月16,980円) | 給与の18.3%(会社と折半) |
| 年金額 | 満額で年約81万円 | 給与と加入期間で変動 |
| 加入期間 | 40年(480月)で満額 | 1ヶ月以上で加入 |
年金はいくらもらえる?
年金の受給額は、加入期間や納めた保険料によって一人ひとり異なります。おおよその目安は以下の通りです。
- 国民年金のみ(自営業者など):満額で年間約81万円(月約67,500円)
- 厚生年金(平均的な会社員):年間約200〜250万円(月約17〜21万円)
- 厚生年金(高収入・長期加入):年間約300万円以上の場合も
ねんきん定期便を確認しましょう
毎年誕生日月に日本年金機構から届く「ねんきん定期便」には、あなたの年金記録と将来の見込額が記載されています。大切に保管し、内容を確認しましょう。
毎年誕生日月に日本年金機構から届く「ねんきん定期便」には、あなたの年金記録と将来の見込額が記載されています。大切に保管し、内容を確認しましょう。
まとめ
- 日本の年金は国民年金(1階)+厚生年金(2階)の2階建て
- 年金の種類は老齢年金・障害年金・遺族年金の3つ
- 老齢年金は65歳から受け取れる
- 障害年金は病気やケガで障害が残ったときに受け取れる
- 遺族年金は家族が亡くなったときに残された家族が受け取れる
- 自分の年金記録はねんきん定期便やねんきんネットで確認できる
年金の仕組みは複雑に感じるかもしれませんが、基本を押さえておけば安心です。わからないことがあれば、年金事務所やお近くの社会保険労務士に相談してみてください。